天川栄人 | 集英社みらい文庫

人気作家にトツゲキ★インタビュー!!

作家の先生たちに、読者のみんなからの質問に答えてもらったよ。しかも、プライベートな写真を今回だけトクベツに公開！　先生たちの素顔を知れちゃうかも…!?

第20回

天川栄人先生

『悪魔のパズル』シリーズ

Q1.どんなときにアイディアは思いつくの？: 「アイディアが降ってくる」なんてことは、残念ながらほとんどありません。ウンウンうなって、考えて考えて、それでもダメなら寝ちゃいます。ただ、私たちの身体が、私たちが食べたもので出来ているように、書くものだって、結局は、これまで自分が取り込んできたもので成り立つと思うのです。以前見聞きしたことや、すっかり忘れていた思い出が、あるとき急につながって、創作のタネになることもあるんですよ。迷ったり悩んだりしたことも無駄にはならないので、作家はおトクなお仕事です。
Q2.子どものころ、読んでいた本は？: 海外の児童文学が大好きで、特に『赤毛のアン』や『あしながおじさん』は数えきれないくらい読み返しました。ジャクリーン・ウィルソンやメグ・キャボット等の海外YA小説も好きでした。日本のファンタジーだと、荻原規子先生の勾玉シリーズに夢中でした。また、物語と同じくらい、科学の本や図鑑も好きでした。特に宇宙・天文分野に興味があり、将来はプラネタリウムの解説員になりたいと思っていました。
Q3.今、読者に伝えたいことを教えて！: しんどいときや、うまくいかないとき、好きな物語のキャラクターになりきって、「○○ならこんなことでメゲたりしない」「○○ならきっとすごいアイディアで切り抜けるはず」なんて考えていると、なぜだか元気が出たり、急に良い案を思いついたりすることがあります。物語にはそういう不思議な力があるのです。（もちろん、本当にしんどいときには無理せず休むのが正解！）私も、読むと元気が出たり、明日から頑張ろうと思えたりするような物語をつくっていきたいです。これからも頑張りますので、応援してくださいね！

特別公開！
★ヒミツの写真★

仕事机や好きな物の写真を撮ってもらったよ♪

これまで出した本。ファンタジーが多いです。
編み物が好きです。これは昨年編んだアマビエ。
実家の飼い猫ゆず。全然なついてくれません。

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