しつもんを応募してくれたみんなありがとう☆
さっそくいくよ~
藤咲先生のQ&A
Q1 藤咲あゆな先生が大奥を書いている中で一番好きになった、または憧れたのは誰ですか?
(瀬名姫さん 小6)
お万の方ですね。信心にまっすぐで恋にもまっすぐ。人を差別せず、嫌なところがひとつも見当たりません。けれど、悲しいことに子を産むことはなかったわけですが……。そんなところが「源氏物語」の「紫の上」みたいで、書いていてとてもせつなかったです。お万の対比でお玉の方が明るく元気なキャラになりましたが、歴史書などから「芯が強い」という印象を受けたので、お玉はそこを意識して書きました。
Q2 どんな感じで歴史上の人物の喋る言葉を考えているんですか
(まなまなさん 小5)
歴史物語であるという雰囲気を残しつつ、大人から子どもまで読者のみなさんに伝わるようにと思いながら、書いています。大河ドラマなどで「~じゃ」という語尾のセリフをよく聞くと思いますが、文章にすると年寄りがしゃべっているように見えてしまうことが多々あるので、できるだけ避けています。あとはその人物になりきることでしょうか。登場人物が何人出てきても自然に書き分けています。
Q3 歴史が好きになったきっかけは何ですか??
(京都好きの菜緒姫さん 小6)
子どものときに見た大河ドラマ「黄金の日日」や「草燃える」です。母が毎晩読み聞かせてくれた「信長と家康と秀吉」(著・池波正太郎)の影響もあります。あと、私は神奈川県民であると同時に地域的に武蔵国の住民なので源平や新選組に自然に興味を持ちました。「平家物語」は中学の授業で好きになり、今でも愛読書のひとつです。古典も大好き!
Q4 『大奥』を書くために、どこへ行ったりして資料を得たんですか?
(あいうえおむすびさん高3以上)
どの作品もそうですが、調べるときは基本的に図書館へ行きます。何館も行きます。これは手元に置いておきたいと思った本は本屋かネットで買い、使い倒します。「大奥」の場合は江戸城址にも行き、景色や説明看板を見たり、実際に歩いて大奥の広さを感じたりしました。家光誕生の間や春日局化粧の間などが移築された川越の喜多院にも行き、ご住職にお話を聞いたり、喜多院発行の冊子も購入しましたよ。
藤咲先生の歴史への愛と、くわしい調査にびっくり!『大奥』がとっても深い作品になった理由がわかるね!
マルイノ先生のQ&A!
Q1 表紙が可愛くていつも楽しみにしています。どうしたらそんなにかわいい絵が描けますか?
(momo 中3)
ありがとうございます!明確に答えるのがとても難しいですが、私がこの世界でかわいい!と感じるものを大事にして、そのかわいい!を感じる絵になるように何度も描き直しては完成まで持っていってます。
Q2 マルイノ先生のイラスト大好きです!家光がすごくイケメンで、かっこよかったです。
自分も絵が上手くなりたいんですけど、どこを気をつけたら、上手く書けるんですか?
(天璋院玉姫さん 小6)
嬉しいお言葉ありがとうございます、私自身全く上手だとは思ってないのでとても恐縮です。
手段や方法はたくさんあると思いますが、自分の好きなものを好きなだけ描く、
が自分だけの良い絵を描ける道なんじゃないかなと、私は思ってます!
Q3 イラストを描くとき、このシリーズにはたくさんの姫や武将などが出てきますが、どのように描き分けているのでしょうか?
(乱世の覇王が好き!!!さん 小4)
藤咲先生の物語から感じるその人物の印象や、生年月日が分かる場合は星座に基づいた統計学情報等で雰囲気を決めていってます。人物の内面からイメージを膨らませていく感じです。
マルイノさんのイラストはどれもキュート!お絵描き好きは必見の回答だったね!
藤咲先生&マルイノ先生ありがとうございました!『大奥』は大好評はつばい中☆ 『大奥』特集ページもチェック!