みらい文庫10周年
人気作家にトツゲキ★インタビュー!!
作家の先生たちに、読者のみんなからの質問に答えてもらったよ。 しかも、プライベートな写真を今回だけトクベツに公開! 先生たちの素顔を知れちゃうかも…!?
作家さんの写真
書影
第13回
柴野理奈子 先生
『放課後、きみがピアノをひいていたから』シリーズなど
Q1.どんなときにアイディアは思いつくの?
思いつくというより、常に考えているのですが…アイディアのかけらたちが突然つながりだすのは、外にいる時が多いです。 歩きながら書きとめることはできないので、以前は電話するふりして留守番電話に吹きこんだり、携帯電話のボイスレコーダーに録音したりしてました。便利な反面、後で自分の声を再生して書きおこすのが気恥ずかしかったけど、今はスマホで音声入力できるのでありがたいです。 音声入力の変換は正確で感動します! でも、わたしの発音が悪いのか、新作のキャラクター「ちなつ」が「ピーナツ」と変換されることがよくあり、笑ってしまいます。
Q2.どんな子供だった?
外遊びが好きで、男子にまじってドッジボールやキックベースで張りきるような子どもでした。あと、ゴム跳びが得意で、ゴム跳びの女王と呼ばれていたとかいないとか。小学生のころはシリアという国に住んでいたのですが、一時期、ダマスカスの女子たちにゴム跳びブームを巻き起こしたのはわたしです。たぶん。 友だちと遊べない日は、本を読んでいることが多かったです。ジャンルとわず、和書洋書とわず、なんでも読んでました。中でもロアルド・ダールが好きで、小学生の頃はダールのまねごとのような物語をたくさん書いてました。
Q3.毎日楽しくすごすコツを教えて!
おいしいものを食べて、いっぱい笑う! わたしはパンやお菓子をつくるのが好きで、趣味が高じてパン教室の講師の免許も取得しました。時間にゆとりのある時は天然酵母をおこしています。レーズンやリンゴなど、身近なものが酵母となり、パンになるのは、魔法みたいでわくわくします。 いっぱいこねて、じっくり発酵させて、形をととのえて、慎重に焼いて。うまく焼けるとみんなに喜んでもらえて…。 パンづくりと物語づくりって、似ていると思いませんか。 これからも、みんなに楽しんでもらえるパンと物語をたくさんつくっていきたいです!
特別公開!
★ヒミツの写真★
仕事机や好きな物の写真を撮ってもらったよ♪
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    キャンプ大好き。毎年行ってます。

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    新作『おチビ』に出てくる、うーちゃん。作ってみました!

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    小学生の頃使っていたタイプライター。気分はダールでした。