みらい文庫10周年
人気作家にトツゲキ★インタビュー!!
作家の先生たちに、読者のみんなからの質問に答えてもらったよ。 しかも、プライベートな写真を今回だけトクベツに公開! 先生たちの素顔を知れちゃうかも…!?
作家さんの写真
書影
第10回
緑川聖司 先生
『絶対に見ぬけない!!』シリーズなど
Q1.物語はどうやって作っているの?
なにもないところから、物語をつくることはできません。 いままでに読んできた本や、見てきたドラマ、友達と交わした会話、おじいちゃんの部屋に入ったときのにおい、ころんだ時に痛かった記憶、すべてが物語を作る素(もと)になります。 その中から、いろんなパーツを取り出して、加工したり、混ぜ合わせたりして物語を作るわけですが、技術は後からでも身につきますので、もし物語を作ってみたいと思う人がいれば、まずは『物語の素(もと)』をたくさん集めて欲しいと思います。
Q2.子供のころ、読んでいた本は?
小学生のころは、学校の図書館でアルセーヌ・ルパンや海外のSFを読んでました。 中学生になって、国語の副読本で星新一さんを知り、そこからショートショートを中心に読書の幅が一気にひろがりました。「このぐらいの長さなら自分でも書けるかも」と、創作をはじめたのもこのころです。もし初めに興味を持っていたのが大長編大河小説だったりしたら、もしかしたら小説を書いてみようと思わなかったかもしれません。
Q3.今後の夢を教えて!
みらい文庫ではいままでに、怪談や冒険もの、ドラマのノベライズ、ショートストーリーを書かせてもらいました。だけど、書きたい話はまだまだたくさんあります。 子どものころ、初めて小説を書いたぼくは、「面白い話を思いついたから読んでみて」という気持ちで、まわりの大人に見せていました。いまでもその気持ちは変わりません。いつまでも面白い話を書き続けて、「ねえ、これ読んでみて」と言いたいと思っています。
特別公開!
★ヒミツの写真★
仕事机や好きな物の写真を撮ってもらったよ♪
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    生活の半分は仕事、残りの半分は家と子どもです。

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    ごく一部です。昭和から怪談を集めているので……。

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    仕事でつかれた頭をパズルでほぐします。